モーガン プラス8

1968年1月~2004年1月

68年9月に登場したプラス8は、4/4同様基本設計は30年代に遡る古典的なシャシー/ボディに大きくパワフルなV8エンジンを積んだ、ドラッグスターのようなモデル。かつて4/4よりひとまわり大きいボディにトライアンフ製の直4OHV2リッターユニットを積んだプラス4というモデルが存在したが、そのトライアンフ・エンジンの供給が途絶えてしまったことから生まれたモデルである。ラダーフレームにスライディングピラー/半楕円リーフというサスペンションなどシャシーデザインは基本的には4/4と同じだが、わずかに広げられたホイールベース、トレッドにあわせてボディも大きくなっていた。また増加したパワーに対処して5.5Jの軽合金ホイールと185VR15という太いサイズのタイヤが与えられ、ダンパーも強化されていた。パワーユニットはローバー用、すなわちもともとGMがコンパクトカー用に開発した総軽合金製V8OHV3528ccで、圧縮比10.5、ツインSUキャブ付きで最高出力160.5PS/5200rpm、最大トルク29.0kgm/2600rpmを発生。4速ギアボックスは初期はモス製だったが、72年にローバー3500にマニュアルが用意されてからはそれに換えられ、さらに77年からはローバーSD1用の5速マニュアルが付いた。性能はめざましく、最高速度は210km/hに達し、0-100km/hも6.6秒で走り切った。現在も造られ、日本へも輸入されている、新車で買える30年代のビンテージスポーツカーである。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 3532cc 2 4速MT フロア FR 2 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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