モーリス 1800/2200

1968年1月~1975年1月

ADO17(オースティン/モーリス1800/2000/ウーズレー・シックス)、ミニ(ADO15)および1100/1300(ADO16)の経験をもとに、その思想をさらに発展・拡大させた1.8リッター級のFF5座サルーン。1964年に発表され、ADO17のコードネームで呼ばれる。68年にはマークIIに、そして72年には6気筒2.2リッターユニット搭載車を加えマークIIIに発展。4221mmの全長に対して2689mmと例外的に長いホイールベースがもたらす3リッター級に匹敵する広大なルームスペース、ハイドロラスティックサスペンションによる優れた乗り心地とロードホールディングが特徴だった。弟分のADO15やADO16たちと同様にフロントに横置きされたエンジンは、1800が直4OHV1798cc・86PSのBMCのBタイプユニット。2200はマキシ用のEタイプに2気筒を追加した直6SOHC2227cc・112PSで、いずれもギアボックスは4速MTが標準、BW製3速ATがオプションで用意された。6ライトの4ドアサルーンボディは、オースティンとモーリスでは没個性的なマスクを共用し(1800と2200では異なる)、エンブレムだけで区別されたが、ウーズレー・シックス(ウーズレーは2200のみ)は独自の伝統的なグリルを継承していた。インテリアは1800と2200では大きく異なり、72年に登場した2200のダッシュボードやステアリングホイールがトライアンフと見まガうほどレイランド臭が強まったのに対して、1800は旧来の味を残したデザインであった。もちろんウーズレー版はウォルナットベニアが張られたダッシュボードをはじめ、各部が豪華になっていた。75年には18-22シリーズ(まもなくプリンセスと改称した)に後を譲って姿を消した。写真はモーリス。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1798cc 4 4速MT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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