日産 バイオレット

1973年1月~1977年1月

ブルーバード510の生産中止後、空白となっていたサニー(1200/1400)とブルーバードU(1600/1800)の間を埋めるべく、73年1月に登場したモデル。まったく新しい名称を持つものの、710という型式、ボディサイズや排気量が物語るように実質的には510の後継モデルで、カリーナやギャランと市場を争う。ボディは2/4ドアセダンと2ドアハードトップの3種で、シャシーコンポーネンツは基本的に510/610(ブルーバードU)からの流用。ただしリアサスペンションはスポーティーモデルのSSS系のみがセミトレーリングアームの独立で、他はリーフ/リジッドだった。510の時代から比べて、スタイリングにはアクが出ていた。エンジンは1400(L14)と1600(L16)で、1400はシングルキャブ版のみだが、1600にはシングルキャブ、SUツイン、EGI(電子制御燃料噴射)の3種のチューンがあった。ギアボックスは4速MTが中心で、車種によっては5速MTや3速ATも用意される。74年9月にセダンのテールランプを大型化するなどのフェイスリフトを実施し、75年9月~10月には1600EGI、1400があいついで50年排ガス規制に適合。翌76年2月には不評だった後方視界の悪さを改善するため、セダンのルーフをセミファストバックからノッチバックに整形、同時に1600が51年排ガス規制をクリアした。同年5月には1400も51年規制適合したのち、翌77年5月には2代目のA10型に生まれ変わる。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1595cc 4 4速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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