日産 ブルーバード

1967年1月~1972年1月

70年代を迎えた時点でのブルーバードは、SOHCエンジンや4輪独立懸架など、当時の量産小型車としては高級なメカニズムを備えて67年8月に登場した3代目の510型であった。510も発売当初は1300の2/4ドアセダンおよびワゴンとサファリラリーで活躍した1600SSS(スーパースポーツセダンの意)のみだったが、シングルキャブの1600シリーズやクーペなど次第にバリエーションを増やしていき、70年9月のマイナーチェンジ以降、エンジンは1400/1600/1800の3本立てとなっていた。71年8月には610という型式名を持つ後継車たるブルーバードUが登場したが、ボディサイズがひと回り大きくなり、エンジンも1600と1800に限られていたこともあって、510は翌9月にマイナーチェンジと車種整理を受けたのちしばらく併売された。1800とクーペ、ワゴンが廃止され、1400/1600のセダンのみとなった510が生産終了となったのは翌72年8月で、そのマーケットは73年1月にデビューしたバイオレット(型式名710)が引き継いだ。国産車史上の傑作車といわれる510だが、以後の日産は常にその影におびえているかのようで、その後も、新たな試みが失敗するたびに510を思い起こす動きが見られる。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
4ドア1800SSS - 1770cc 4 4速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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