日産 チェリー

1971年1月~1974年1月

ニッサン初の前輪駆動車として1970年10月(発表は9月)にデビューした大衆車の意欲作、チェリーから派生したハッチバッククーペが、1971年9月誕生のチェリー・クーペ。メカニズムは先発のセダンと共通するが、外寸で80mm長く20mm幅広く65~70mm低い、「日本初のプレーンバックスタイル」とうたうスポーティーなテールゲート付クーペボディが最大の売りで、若者たちの人気を得た。定評あるA型エンジンは、988cc・58ps(キャブレター1基)と1171cc・68ps(同1基)またはX-1用ツインSUキャブレター付80psの3種を横置きに搭載し、前輪を駆動する。トランスミッションは4速MTのみ。足回りは4輪コイルの独立式。GLとX-1のLがつくグレードにはウッドリム製ステアリング/シフトノブ、レザートップが標準装備。ワークス体制でレースにも参戦した。1972年6月、セダン/クーペとも外観デザインの変更を含むマイナーチェンジを実施。1973年3月には足回りを固め、165/70HR13ラジアルタイヤを履き、オーバーフェンダーを装着(全幅は1550mmに拡大)したクーペX-1・Rを追加設定。ツインSUキャブで80psのエンジン、160km/hの最高速度、0-400m加速16.8秒のデータは従来通りだった。1973年10月にもフェイスリフトなどを行ない、ヨーロピアンインテリア仕様を新設。1974年9月、フルチェンジを受けてチェリーF-IIに生まれ変わった。写真はX-1・L(手前)とGL・L。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
クーペX-1・L - 1171cc 3 4速MT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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