
1974年9月にデビューした2代目チェリー。居住空間を拡大するため、ホイールベース/全長を延ばして大型化されたボディは、従来どおり2/4ドアセダンと2ドアクーペの3種。セダンは卵形から直線基調のデザインに一新され、クーペはプレーンバックを引き継ぐものの、リアウィンドーをサイドまで回り込ませて後方視界の改善を図った。エンジンは1000/1200から1200とそれを拡大した1400(A14型)にグレードアップされた。これによって車格、価格ともサニーに匹敵するようになり、駆動方式(サニーのFRに対してチェリーはFF)をはじめとする機構面以外では選ぶところがなくなった。ただし目前に迫った排出ガス対策を睨んでか、スポーティーグレードのGXといえどもシングルキャブユニット搭載車のみで、大型化とともに先代の持つ軽快なスポーツイメージからは後退した。75年10月には1400が50年規制、次いで12月には1200が51年規制に適合した。76年2月には1400が51年規制適合、翌3月には51年規制適合ながらツインキャブ装着の1400GXツインが発売され、さらに11月に1400にスポーツマチックと呼ばれる3速ATが加わった。77年2月にマイナーチェンジを施されたのち、翌78年5月のパルサー誕生とともに、チェリーというブランドごと姿を消すこととなった。
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| グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (名称なし) | - | 1397cc | 4 | 4速MT フロア | FF | 5 | - | - |
| クーペ1400GXツイン | - | 1397cc | 3 | 5速MT フロア | FF | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。