日産 ダットサン・バネット

1985年1月~1991年1月

ワンボックスワゴン普及に貢献したバネット・コーチの2世代目は1985年9月に、それをひと回り大きくしたバネット・ラルゴ・コーチの2世代目は1986年5月に登場した。両車ともチェリー・バネット/サニー・バネット/ダットサン・バネットの3姉妹車体制を継続。ワンボックスカーの特徴である優れた居住性、快適性、他用途性のさらなる向上が主眼。その結果、考えられる限りの装備を詰め込んだ。直線的になった新ボディには標準ルーフとハイルーフがあり、2タイプのサンルーフを採用。従来型と比べガラス面積を拡大。3列シート8~9人乗り(ラルゴは7~8人)を基本とし、システムラウンジシート、6人掛け回転対座シート、3列オールフルフラットシートなど、実に多彩なシートアレンジが可能となった。搭載エンジンは、バネットは直列4気筒OHV・1500cc・67psのA15型およびSOHC・2000cc・88psのCA20型ガソリンと、4気筒SOHC・2000cc・67psディーゼルLD20-II型の3種。ラルゴは4気筒SOHCのガソリンが1800cc・120psターボCA18ET型と2000cc・88psのCA20型、ディーゼルは2000cc・79psターボLD20T-II型の3種。足回りはフロントに横置きリーフ(上位モデルはグラスファイバー製リーフ)を継承するが、リアは4リンク/コイル(ラルゴは5リンク)に変更。前輪にベンチレーテッド・ディスクブレーキを採用。途中で順次追加されてきたパートタイム4WDは、1989年6月からフルタイム4WDに進化(ラルゴ)。途中登場した特別仕様車には、オーテックジャパン製のバネット・カッパやラルゴ・ウミボウズなどがある。1991年6月にはバネット・コーチが3世代目のバネット・セレナに発展。一方のバネット・ラルゴの方は1993年5月、バネットの名を外したニッサン・ラルゴとして次世代に進んだ。写真はチェリー・バネット・コーチSGLエクセル。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
コーチSGLエクセル - 1973cc 4 5速MT フロア FR 8 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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