1968年4月(発表は3月)、当時のブルーバードとセドリックとの間を埋めるわが国初の1800ccミディアムクラス、そしてハイオーナーカーとして誕生したのがローレル(4ドアセダン)。やがてこの市場を席巻することになるマークIIよりも、5カ月先んじての発売ではあった。クロスフローのSOHCエンジン、4輪コイル独立の足回り、ラック&ピニオン式ステアリング、前輪ディスクブレーキ等々、当時の国産車にあって進歩的なメカニズムは、BMWノイエ・クラッセを範としたといわれる。その4気筒エンジンは旧プリンス系のG18型1815cc・100psのみ、ギアボックスは3速MT/ATコラム、4速MTフロア。わずか2グレードとバリエーションの少なさでマークIIに後れを取ったことから、1970年6月にはニッサン初の2ドアハードトップを追加設定。搭載エンジンは1800に加えて4気筒SOHCのG20型1990cc・125ps(ツインSUキャブレター)、またはシングルキャブ110psも採用した。4ドアセダンと比べて2ドアHTのボディは全長が20mm短く、全高が25mm低いルーフラインのほか、リアフェンダーのライン、フロントグリルとテールランプのデザインなどに違いを見せた。メーターはセダンの丸形に対して角形デザインだった。その後は1970年8月にセダンを一部変更しGLを新設、1971年7月にはセダンにも2000を新設し1800をパワーアップ、5MTやHT1800デラックスを加えた。1972年4月、今度はアメリカ調に一新され、6気筒エンジンも載せた2世代目に発展。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハードトップ2000GX | - | 1990cc | 2 | 4速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
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保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。