日産初のノックダウン生産車、オースチンA40サマーセットに代わって1955年1月にデビューした、当時最新の中型サルーンが、このA50ケンブリッジである。このモデルからは全コンポーネンツは日本製となったが、一方でイギリス本国での発表からわずか数カ月後の日本デビューは驚くべき早さであったが、さらに翌1956年5月からは全コンポーネンツが日本製となった。モノコックボディ、フルワイズのモダーンなボディは、当時の日本では充分に新しく、のちの日産製サルーンにも大きな影響を与えたといわれる。1959年には、当時としては珍しい4ドアのライトバンVA50も追加されている。モータリゼーション黎明期を迎えていた我が国では、本場ヨーロッパの息吹を少しでも身近に感じられる数少ない車として、裕福な進歩的モータリストたちに愛好された。1960年4月にデビューした日産自社設計の上級サルーン、セドリックにあとを譲って生産を終え、同時に日産のノックダウン生産プログラムも終了となった。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
デラックス | - | 1500cc | 4 | 4速MT コラム | FR | 6 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。