78年5月に登場したチェリーの後継車。横置きエンジンのFFを早くから採用していながら、2ボックススタイルという世界的な大衆車の潮流に乗り遅れていた日産がようやくリリースしたモデル。ホイールベースはそのままに、トレッドを拡大したチェリーF-IIのフロアパンに載るボディは、F-IIよりふたまわりも大きい。まずは4ドアセダンが登場し、続いて9月に3ドアハッチバックとクーペが加わった。足回りやパワートレーンなどのメカニカルコンポーネンツも基本的にチェリーF-IIからの流用だが、1200/1400のエンジンは当初から53年排ガス規制に適合しており、1200は排気量が若干増大したA12A型となった。また1400のツインキャブ版が落とされた代わりに、電子制御燃料噴射仕様のA14E型がスポーティーグレードに搭載される。79年9月には5ドアハッチバックが加わり、80年2月にはサンルーフ仕様も追加。80年5月のマイナーチェンジでヘッドライトが丸型2灯から角型2灯に改められるとともに、4ドアセダンが廃止される。81年3月のマイナーチェンジではエンジンがSOHCのE系と換装され、排気量も1300/1500へと拡大された。82年4月にはフルモデルチェンジして2代目パルサーとなり、クーペはエクサと名乗ることとなる。なお、チェリーの名が消滅したにもかかわらずパルサーの販売は“チェリー店”が引き続き行ない、また輸出名称はチェリーのままであった。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(名称なし) | - | 1397cc | 4 | 5速MT フロア | FF | 5 | - | - |
3ドアハッチバック1400TS-XE | - | 1397cc | 3 | 5速MT フロア | FF | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。