'88年5月にデビュー、たちまち話題の一台となった。メーカー自ら“エレガント・ストリームライン”と称したボディラインは、それまでの日本車離れした流麗なものであった。かのセルジオ・ピニンファリーナは、このS13型シルビアのデザインを評して「サイズがもう少し大きければ理想的なクーペとなったであろう」と述べたといわれている。エンジンは、前期モデルでは先代と同じCA型直4DOHC16バルブで、NAのJ's及びQ'sにはCA18DE・135PS、そしてターボ版のK'sにはCA18DET・175PSが搭載された。高いパフォーマンス、ファンなハンドリング、美しいスタイリングに安価なプライスまで兼ね備え、記録的なヒットとなったS13型シルビアはジャーナリストら専門家にも高く評価され、デビューイヤーの'88年には、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。'91年1月には、180SXと同様パワーユニットがJ'sとQ'sのSR20DE・140PS、及びK'sのSR20DET・205PSに換えられるが、外観はリアスポイラーとトランクバッジが変わる程度で、大好評を得ていた基本的なデザインは最後まで不変であった。K'sをベースにオーテック・ジャパン社が架装したコンバーチブルも少数が生産された。
全文を表示する
閉じる
グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
K's | - | 1809cc | 2 | 5速MT フロア | FR | 4 | - | - |
コンバーチブル | - | 1809cc | 2 | 4速AT フロア | FR | 4 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。