日産 スカイライン

1972年1月~1977年1月

先代C10系の成功によって、日産・プリンス合併当初のお荷物扱いから一躍日産のドル箱車種となったスカイラインは、72年9月、「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチフレーズを掲げた4代目(C110系)へ移行した。今やスタイリング上のアイデンティティにまで昇華したサーフラインを意識的に残したボディは、先代と同じく4ドアセダン/2ドアハードトップ/5ドアワゴンというラインナップ。先代では2サイズあったホイールベースは4気筒系、ロングノーズのGT系ともに一本化され、ボディはいずれもひとまわり大きくなった。シャシーレイアウトは先代のものをそのまま受け継ぐが、パワーユニットはベーシックな1500が1600に拡大され、1600/1800/直6・2000という構成となる。73年1月にはDOHC24バルブのS20ユニットを搭載したハードトップ2000GT-Rが復活するが、これはいわば剰余分のエンジンを消化するためのモデルで、200台未満が造られたに過ぎず、サーキットにも姿を現わさなかった。75年9~10月にはフェイスリフトと同時に50年排ガス規制をクリアするが、1600/1800のエンジンは旧プリンス系のG15/G18からブルーバードUと同じL16/L18に換装された。また2000GT系のツインキャブユニットはEGIに替わった。76年2月から6月にかけて全車51年排出ガス規制に適合、翌77年2月には1800/2000GTエクストラが発売された後、同年8月には5代目に移行。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
ハードトップ2000GTX-E - 1998cc 4 5速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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