日産 スカイラインGT-R

1968年1月~1972年1月

66年に日産がプリンスを吸収合併してから2年後の68年8月、3代目スカイライン(C10系)は“ニッサン”の名を冠して登場した。しかし、サーフィンラインと呼ばれるボディサイドのストリークや、強いエッジのついたウエストラインなど、その彫刻的なデザインは旧プリンス色の濃いものだった。4ドアセダンまたは5ドアワゴンボディに積まれるパワーユニットもクロスフロー、半球型燃焼室など、高級なスペックを持つ旧プリンス系のG15型1500cc。サスペンションはフロントがマクファーソンストラット/コイルとなったがリアはリーフリジッドのままであり、日産流のセミトレーリングアーム/コイルの独立懸架は68年10月に登場した2000GT系のみに採用された。だが、そのGTのエンジンは日産のL20である。翌69年2月には直6DOHC24バルブというセミレーシングユニットを搭載、後にツーリングカーレースの王座に君臨するGT-Rの登場である。同年8月にはローレルに先行して搭載されていたG15の拡大版であるG18を搭載した1800を追加する。69年10月には2000GTのみフェイスリフトされ、翌70年10月には全車マイナーチェンジ。同時にホイールベース/全長を70mm短縮した2ドアハードトップが1800と2000GT系に誕生、GT-Rはハードトップのみとなる。71年9月のマイナーチェンジとともにハードトップ1500とハードトップ2000GT-Xを追加、72年3月にはセダン2000GT-Xが加わる。合併当初はその存続さえ危ぶまれたスカイラインだったが、“スカG伝説”と「愛のスカイライン」というコピーを掲げたプロモーションの成果によって、ブルーバードを凌ぐほどの人気車種に成長した。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
ハードトップ2000GT-R - 1989cc 2 5速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

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