1977年11月に登場した4代目(B310型)は、デザイン過剰といわれた先代の反省から再び直線基調のスタイリングとなり、サニー本来のクリーンな姿を取り戻した。ホイールベースは先代と変わらないもののトレッド/全幅ともに50mm前後拡大され、居住空間が広がりスタイリング的にも先代に感じられた不安定さは払拭された。機構的には、リアサスペンションが依然として固定式ながらも、リーフから4リンク/コイルに換えられたことが唯一目立った変更点。エンジンも基本に戻って1200と1400の2本立てとなり、1600は廃止。なお1200エンジンは若干拡大されてA12Aの名称を与えられ、A14ともども53年排ガス規制をクリアしている。いずれもチューンはシングルキャブ版のみ。ボディバリエーションは従来どおり2/4ドアセダンと3ドア+テールゲートのクーペの3種。78年2月には1400にEGI(電子制御燃料噴射)付きユニットを搭載した、従来のツインキャブ版に相当する高性能版のSGX-Eを追加する。翌79年1月には5ドアワゴンのカリフォルニアが登場、同年10月には角型ヘッドライト+スラントノーズにフェイスリフトされた。80年11月にはエンジンが新設計のSOHCユニットE13/E15(1300/1500)に換装された。81年10月、フルモデルチェンジで後輪駆動に別れを告げ、FFの5代目(B11型)が登場する。車名もダットサン・サニーからニッサン・サニーに改称された。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4ドア1400SGL | - | 1397cc | 4 | 4速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
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2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
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保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。