オペル オリンピア’35

1935年1月~1937年1月

1935年のベルリンオートショーで発表されたオリンピアは、保守的な作風の多いオペルとしては革新的で、オペルのみならずドイツ車の歴史的にもエポックメイキングな小型車となった。オペルはこのオリンピアに端を発する新世代モデルを量産するため、リュッセルスハイムにボディパネル製造用600トンプレスを擁する新工場を建設した。ドイツの量販車としては初となる、モノコック構造の全鋼製ボディを採用している。フロントサスペンションは前年にデビュー、わずか1年の生産に終わった前任モデルの1.3リッターと同じデュポネ式の独立懸架とされた。ボディスタイルも1.3リッターに良く似ているが、当時世界的に大流行していたエアロストリームライン(流線型)に近付けるべく、ヘッドライトはボンネットに一体化した形状に改められた。エンジンは1.3リッターと共通の直列4気筒サイドバルブ1288cc・24PS、トランスミッションも3速MTとされたが、1937年から新設計の4速に進化している。2ドアの標準型リムジーネのほか、ドイツ車らしい本格的なカブリオレも選択可能だった。ちなみに車名のオリンピアは、その翌年に開催が決定していたベルリンオリンピックにちなんだものである。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1288cc 2/4 3速MT フロア FR 4~5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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