プジョー 402

1935年1月~1941年1月

1935年9月にデビューしたプジョーの基幹モデル。シトロエン・トラクシォン・アバン11CVを最大のライバルとする2リットル級サルーンである。それまで、比較的コンサバティブな車造りが目立ったプジョーだが、この402以降の“02シリーズ”(202、302)には、当時世界的に大流行していたエアロストリームラインを大胆に導入した。発表時期は元祖ストリームラインセダンのデ・ソート/クライスラー・エアフローには2年ほど遅れはしたが、デザイン的には遥かにまとまりがよく、しかもこの時期のフランス車に相応しく、デカダン的な美しささえも備えた魅力的なスタイリングとなった。パワーユニットは、新設計の直列4気筒OHV3ベアリング1991cc(後期型402Bは2142ccに拡大)ユニットが搭載される。標準モデルの“ベルリーヌ”(サルーン)のほかに、4ウィンドーのスタイリッシュな2ドアサルーン“コーチ”、取り外し式のハードトップを持つ“コーチ・トランスフォルマブル・メタリーク”などの魅力的なバリエーションが存在したが、中でも注目すべきは現代の206CCの祖先ともいうべき、電動メタルルーフを装備する“クペ・トランスフォルマブル・エレクトリーク”であろう。※詳細なスペックが発表されていないため、一部、不明なデータがあります。ご了承ください。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1991cc 4 4速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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