403に代わるミドルサイズのセダンとして1960年に発表された。ボディは3ボックスの4ドアセダンで、ピニンファリーナにデザインが任されたことも先代と共通するが、スタイルはシャープな直線を基調とした、新しい時代を感じさせるものとなっていた。メカニズムでは、フロントサスペンションがコイルスプリングによるマクファーソンストラットに一新されたことが特徴。しかもトルクチューブ式のリジッド式リアサスペンションともども、ラジアルタイヤの装着を考慮したコンプライアンスが与えられた。これはヨーロッパ車では最初の例といわれている。また直列4気筒OHVのエンジンは排気量が1600ccに拡大されたほか、シリンダーヘッドがアルミ製とされ、低められたボンネットに合わせてブロックは45度傾けられていた。その後'63年にはホイールベース/全長を伸ばしたブレークが追加。同時に403ブレークが消えたため、1500ccガソリンや1800ccディーゼルエンジンも設定されていた。一方セダンにはクーゲルフィッシャー製インジェクションを備えたモデルも設定されている。さらに'64年にはセダンに2000ccのディーゼルが追加。2年後からはブレークのディーゼルもこちらに移行している。'68年にはセダンにも1500ccが登場(404-8)。翌年504が発表されるとインジェクション仕様が消え、'72年にはブレークも落とされるが、セダンは1975年まで生産が続けられた。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(名称なし) | - | 1618cc | 4 | 4速MT | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
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保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。