プジョー 405

1987年1月~1995年1月

1987年に発表されたミドルクラスの3ボックス4ドアセダン。車名から見ると305と505の中間に思われるが、実際は505に近いサイズを備えていた。デザインはピニンファリーナの手によるもので、先に登場した205に通じる滑らかなラインを持っていた。このほかワゴンボディのブレークが1年後に加わっている。メカニズムは505のような後輪駆動ではなく、205のそれを発展させた前輪駆動が用いられた。すなわちエンジンはフロントにギアボックスもろとも横置きされ、そのエンジンは1400、1600、1900ccのガソリン直列4気筒SOHCほか、WRCに参戦した205ターボ16のノウハウを生かしたDOHC16バルブヘッドを備えた1900ccエンジンがMi16の名前でラインナップされた。プジョーは1910年代に世界でいち早くDOHCエンジンをレーシングカーに採用していたことで知られるが、戦後では初のツインカムだった。サスペンションは205と同じマクファーソンストラット/トレーリングアームの組み合わせである。その後エンジンでは'88年に1900ccディーゼルと1800ccディーゼルターボが加わり、'91年からはフルタイム式4WDが設定される。'92年にはマイナーチェンジが施され、ボディ剛性の大幅な向上が図られるとともに、1800ccと2000ccの新開発のガソリンエンジンが登場。Mi16のDOHCも2000ccにスイッチしている。さらにこのツインカムにターボを装着し、4輪駆動のドライブトレーンを組み合わせたT16も発表されている。'95年に後継車の406が登場したために本国では生産が中止されたが、その後もアフリカや南米での生産は続けられている。写真はGRとGTXエステート。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
MI 16 - 1904cc 4 5速MT フロア FF 5 - -
SRI-EX - 1904cc 4 4速AT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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