プジョー 505

1979年1月~1990年1月

404、504と続いたプジョーのミドルクラスの系譜を受け継ぐ形で1979年に発表された。吊り目のヘッドランプと彫刻的なボディサイドが特徴的なノッチバックの4ドアセダンボディはピニンファリーナがデザインを担当。サイズは504よりもやや大型化された。フロントにエンジンを縦置きし、後輪を駆動するというパワートレーンは504譲り。サスペンション型式もマクファーソンストラット/セミトレーリングアームで等しかったが、リアのそれは上級車の604のそれをコンバートすることでトレッドを広げ、居住性を向上させていた。当初用意されたエンジンは、ガソリンが直列4気筒2000ccのOHVとSOHC、ディーゼルが4気筒OHV2300ccだった。翌年にはこの2300ccディーゼルにターボを装着した仕様が追加。'82年にはブレークが登場している。ブレークはホイールベース/全長ともにセダンよりも長く、3列シート8人乗りのファミリアールもラインナップされていた。大型化されたボディに合わせて、エンジンにはシトロエン製の2500ccディーゼルも加わっている。一方セダンには2200ccのガソリンターボが設定されていた。そして'84年にはこれの自然吸気版が登場。続いて'86年には、少し前に生産を終了した604の穴を埋める形で、2800ccのV型6気筒SOHCガソリンエンジンを搭載した505V6がデビューしている。ちなみにこのV6と同時に、控えめなマイナーチェンジも行なわれている。生産中止は新しいフラッグシップ605が登場した'90年のことだった。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
GTI - 2165cc 4 5速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

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2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

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