ポルシェ 911カレラ

1984年1月~1989年1月

1984年、ポルシェ911にカレラのネーミングが復活した。1965年に登場した911は、いうまでもなくポルシェの顔ともいうべき人気モデル。“カレラ”のネーミングは、1967年から911の高性能モデルに冠された“S”を超える台数限定モデルとして1973年に登場。翌1974年には通常のカタログモデルとなって、2.7リッターの他にレーシングバージョンの3リッターRSが追加、さらに1976年にはカレラ3.0となり、ポルシェの高性能モデルとしての地位を確立した。しかしポルシェは、1978年になってカレラのネーミングを廃止。1983年までターボ以外の911は、すべてSCというモデル名に統一されていた。復活したカレラは、3.2リッターの排気量を与えられ、930系と呼ばれる911の最終型として、1989年まで製造が続けられることになる。モデル途中での大きな仕様変更は、1987年のトランスミッション変更である。ポルシェシンクロの旧式ミッションから、ボルグワーナー式シンクロを持ったゲトラーク製へと容量アップが図られた。ボディタイプはクーペ、タルガ、カブリオレ、ターボルックの4タイプが標準。カブリオレは、このモデルでサイドウィンドーが完全降下型になった点が目新しい。またターボルックは、1984年にクーペ、1985年にタルガとカブリオレが追加されている。その他に1988年に軽量化が図られたCS(クラブ・スポーツ)が、1989年のみスピードスター(1590台限定)が発売された。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
カレラ - 3164cc 2 5速MT フロア RR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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