フル電動SUVモデル「カイエンエレクトリック」。ラインアップは、ローンチコントロールを使用すると最高出力325kW（442馬力）、最大トルク835N・mを発生する「カイエン エレクトリック」、ローンチコントロールを作動させると最高出力850kW（1,156馬力）、最大トルク1,500N・mを発生する「カイエンターボ エレクトリック」を設定。どちらも4WDで、電子制御ポルシェトラクションマネジメント（ePTM）を装備し、両面冷却による最適な熱管理が行われる新開発の113kWh高電圧バッテリーを搭載。その結果、航続距離（複合WLTP）は「カイエン エレクトリック」で最大642km、「カイエンターボ エレクトリック」で最大623kmとなった。先進的で空力性能に優れたエクステリアは、スリムなマトリックスLEDヘッドライトを備えた低いボンネットを採用。これは車両の幅を強調し、すべての照明機能を1つのモジュールに統合。力強い輪郭を描くフェンダーは、象徴的ななだらかな傾斜のルーフラインを表す。立体的なデザインのサイドスカートはボルカニックグレーメタリックで塗装され、「カイエンターボ エレクトリック」はハイグロスブラックで塗装。特徴的な3Dルックとアニメーショングラフィックが施されたライトストリップやイルミネーテッド「Porsche」ロゴなど、リアの印象的なディテールがモダンなデザイン言語を引き立てている。インテリアは、選択したプログラムに応じて、シートポジション、ライティングムード、エアコン、サウンドプロファイル、ディスプレイの外観を変化させることが可能。電動で切り替え可能な液晶フォイルによる可変ライトコントロールを備えたスライディングパノラミックルーフは、開放感のある空間を提供する。また、新しいパネルヒーターで、シートだけでなく、アームレストやドアパネルなど広い面積の接触面も暖める。さらに、コミュニケーションライト（車に乗り込む乗客を歓迎し、充電プロセスなどのさまざまな車両状態を視覚化するアニメーテッドライトストリップ）などの拡張アンビエントライティングも充実。右ハンドルの設定。

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