プリンセス 2200

1975年1月~1978年1月

75年3月末、ADO17の後継として誕生した前衛的スタイリングのアッパーミドル級サルーンで、ADO71のコードネームを持つ。強いウェッジシェイプのモノコックボディは4ドア5座サルーンのみ。ADO17より全長が233mm延ばされているが、ホイールベースはわずかに短縮された。しかし、事実上変わらぬルームスペースが確保され、ラゲッジスペースは拡大していた。FFレイアウトおよびパワーユニットはADO17から引き継いだもので、エンジンは1800用が直4OHV1798cc・82PS(Bタイプ)、2200用がチェーン駆動、7ベアリングの直6SOHC2227cc・110PS(Eタイプ)。4速MTまたはBW製3速ATのギアボックスも先代からの流用である。サスペンションは約1年前にデビューしたオースティン・アレグロと同じハイドラガス・システムの全輪独立(ハイドラスティックのゴムに換えて不活性窒素ガスをスプリンキングに用いたもので、左右それぞれの前後がオイルラインで結ばれ関連懸架として働く)であった。当初はオースティン、モーリス、ウーズレー(2200のみ)の3ブランドが用意され、オースティンが角型シングル、モーリスとウーズレーが角型デュアルのヘッドライトを備えていた。登場から半年後の75年9月には、早くもブランドが、かつてはオースティンの高級車に付けられていたプリンセスの名に統一されたが、その結果50年近く続いたウーズレーの名前は消滅した。78年夏にはプリンセス2に発展、旧式な1.8リッターBタイプユニットを、直4SOHC1700または1994ccエンジンに換装した。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 2227cc 4 3速AT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る