ルノー 21

1986年1月~1994年1月

12、18と続いたミドルクラスの3ボックスセダン/ワゴンの後継車として、1986年に発表された。18よりも大幅にサイズアップされたボディは、まずセダンが登場し、やや遅れて“ネバダ”というサブネームが付けられたワゴンが加わっている。デザインはジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタル・デザインが手がけた。ワゴンはセダンよりもホイールベースが150mm長くなっており、5人乗りのほかに3列シートの7人乗りも用意されていた。パワートレーンが、12や18と同じ縦置きと、9や11に用いられていた横置きの2種類用意されていたことも特徴だった。エンジンによってこの2種類が使い分けられており、1700cc直列4気筒SOHCは横置き、残りの2000ccガソリンと2100ccディーゼル/ディーゼルターボは縦置きとなっていた。サスペンションは18とは異なり、フロントがマクファーソンストラット、リアがトレーリングアームという9/11と共通の形式となっていた。'87年にはガソリン2000ccのターボが登場。SOHCながら175PSをマークし、エアロパーツで武装されたボディを227km/hまで引っ張る高性能セダンだった。さらに'88年では2200ccガソリンとパートタイム式4WD、翌年には5ドアセダンと1900ccディーゼル、'90年には高級版の“バカラ”、'91年にはフルタイム4WDの“クワドラ”など、次々にバリエーションを増やしていった。しかし'93年に後継車の“ラグナ”が登場したことで、入れ替わるように現役を退いている。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
ターボ - 1995cc 4 5速MT フロア FF 5 - -
ターボ - 1995cc 4 5速MT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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