ルノー 4CV

1946年1月~1960年1月

第2次世界大戦の惨禍で壊滅状態となったルノーが1946年に発表した、エポックメイキングなコンパクトカー。’44年にルイ・ルノーが逝去、代わって経営を引き継いだ初代総裁ピエール・ルフォーショーは、ルイ・ルノーとその意志を継いだ旧経営陣が推す2000cc級中型車を退けて4CV案を採用、ルノーの命運はこのモデルに託されることになった。この設計案は戦時中からルノー研究部門のNo.2、フェルナン・ピカールが極秘裏に研究・テストを重ねていたものである。また終戦後、戦犯容疑をかけられてフランスの山荘に軟禁状態にあったフェルディナンド・ポルシェ博士は、4CVの開発陣から技術的なアドバイスを求められ、快く応じたとのエピソードも残る。ルノーの新経営陣は開発段階からモータースポーツを意識、4CVの排気量をFIA-750cc以下のクラスに収まるように747ccとした。果たして4CVは記録的ヒットを収め、ルノーの再建は見事達成された。’52~’56年には、モータースポーツ参戦のためだけにストック4CVの約2倍、42PSまでチューンした“R1052スポール”もごく少数が製作された。また、日本の日野自動車との間にライセンス契約が結ばれ、我が国でも“日野ルノー”として生産・販売された。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 747cc 4 3速MT フロア RR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る