ルノー 9

1981年1月~1988年1月

ルノーは1978年にアメリカのAMC(アメリカン・モータース・コーポレーション)と資本提携を結び、事実上傘下に収めた。そこでヨーロッパとアメリカで同一のモデルを生産する案が持ち上がる。そのために登場したのがこのモデルで、まずルノー版が1981年に発表。翌年AMC版が“アライアンス”の名前で登場した。'88年まで生産されている。ボディはアメリカ市場を考慮して3ボックスの4ドアセダンとされ、デザインも極力オーソドックスになっていた。ルノー版とAMC版とではフロントマスクが異なり、前者が角型2灯、後者が角型4灯のヘッドランプを備えていた。室内ではモノレール式と呼ばれた、前後スライド用のレールが中央に1本しかないフロントシートが特徴だった。エンジン/トランスミッションをともに横置きとした前輪駆動のパワートレーンも特徴。ひと足先に登場した14がプジョーのメカニズムを流用していたのに対し、こちらはルノー・オリジナルだった。用意されたエンジンは、1100ccと1400ccの直列4気筒OHVで、その後1700ccSOHCや1600ccディーゼルも加わっている。サスペンションはフロントがコイルスプリングを用いたマクファーソンストラット、リアがトーションバーを使ったトレーリングアームで、リアはトーションバーを二重管式にすることで左右のホイールベースを共通としていた。これらのメカニズムはその後登場したシュペール5に受け継がれている。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
GTS - 1397cc 4 5速MT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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