ルノー ジュバカトル

1937年1月~1948年1月

1937年にデビューした、当時のルノーのボトムレンジを担う1000cc級新型コンパクトカー。ルイ・ルノーの頑固さが主因で近代化の波から取り残されていたルノーが、やっと当時のヨーロッパ小型車の“進歩派”、プジョー202やオペル・オリンピア、フィアット508C-1100などと同等の技術レベルに追いついたモデル。特に、スタイリングからも想像に難くないが、オペル・オリンピアには強い影響を受けていたものと思われる。エンジンこそ、依然として前時代的なサイドバルブだが、モノコックボディと前輪独立懸架(ダブルウィッシュボーン+横置リーフスプリング)を初採用した。果たして順調にヒットを重ねたが、戦況の悪化、ナチ・ドイツのフランス占領に伴い、’40年を持って一旦生産を終了した。第2次世界大戦時、ビランクール工場はナチに接収されていたため連合軍の空襲を受けて壊滅状態となったが、ジュバカトルは戦後ルノー最初のモデルとして、’45年には早くも生産が再開された。結局4CVの生産がフル操業となり、工場が手狭になった’48年、ようやくその役目を終えるように引退した。しかし、ジュバカトルはさらにボディのモディファイを施されて商用車として再デビュー、“ドフィンワーズ”の名で’60年まで生産継続された。※詳細なスペックが発表されていないため、一部、不明なデータがあります。ご了承ください。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1003cc 2 3速MT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る