スチュードベーカー チャンピオン

1953年1月~1958年1月

特にアグレッシブな先進のデザインを売りとしていたスチュードベーカーの名声が一機に高まったモデルが、1953年からの一連のシリーズである。レイモンド・ロゥイのデザインスタジオが手掛けたスチュードベーカーのルックスは、シンプル&スリーク。車種バリエーションは従来通りチャンピオン&コマンダーだったが、チャンピオンはベースモデル、コマンダーは上級グレードという設定になっていた。ここでデビューしたモデルは、この際ネーミングを変えた方がいいのではと思えるほど徹底的に変化していたのが特徴だった。ボディバリエーションはどちらも4ドアセダン、2ドアセダン、2ドアクーペ、2ドアハードトップ。ホイールベースはセダン系が116.5インチ、クーペ&ハードトップ系とランドクルーザー・セダンが120.5インチとなっていた。セダンよりハードトップの方がホイールベースが長かったという例は、アメリカ車の歴史の中でも異例である。エンジンはチャンピオンが170CI(80PS)直列6気筒SV、コマンダーには新設計の232.6CI(120PS)V型8気筒OHVが搭載されていた。スチュードベーカーは後にステーションワゴンを加えるなどボディバリエーションを増やし、さらに1957年モデルからはチャンピオン&コマンダー系をコンベンショナルなデザインへとモデルチェンジし、1953年に投入したオリジナルデザインを継承するモデルは、いわゆるホーク・シリーズへと集約させる道を選択した。これらは最終的に1960年代の前半まで存続していたが、デザインの良さという意味では1953年のオリジナルがベストだったことはいうまでもない。写真は57年のコマンダーとチャンピオン。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
リーガル - 2779cc 2 3速MT コラム FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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