スバル レックス

1972年1月~1981年1月

本来シンプルで可愛らしいミニカーだったR2を飾り立てるだけでは、とどまるところを知らない軽のゴージャス化の波に乗りきれないと判断したスバルが、1972年7月に発売したR2の後継車。軽の王座奪還の悲願を込めて名付けられた、ラテン語で王様を意味するというレックス最大の特徴は、前年に登場した兄貴分のレオーネを縮小したようなウェッジシェイプのボディ。完全に若者層に焦点を絞った派手なスタイリングは、エンジニアリング優先の設計思想に心酔する旧来のスバル・ファンを嘆かせた。中味はほとんど水冷R2の継承で、エンジンには3種のチューンがあった。登場時は2ドアセダンだけだったが、73年2月に4ドアセダンを追加し、同年10月には排ガス対策を睨んでエンジンを水冷2サイクル2気筒から水冷4サイクルSOHC2気筒に換装した。74年9月のマイナーチェンジで3ドアワゴンが加わった後、75年12月には軽乗用車で初めて51年排ガス規制に適合すると同時にバリエーションが一新、ワゴンは廃止された。76年5月には軽自動車新規格に合わせて拡幅。前後トレッドを100mm広げるとともにエンジンを500ccに拡大し、名称をレックス5に改称。1年後の77年5月になって53年規制に適合したフルスケール550ccエンジンが搭載された。78年3月にリアウィンドーが開くスイングバックが登場、79年3月にマイナーチェンジ、80年3月にはオートクラッチ付きを発売した。81年9月、9年ぶりにフルモデルチェンジされレックス・コンビとなる。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 356cc 2 4速MT フロア RR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

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