スズキ アルト

1984年1月~1989年1月

ベストセラー軽自動車となった初代アルトは1984年9月に2代目にバトンを託している。2代目アルトは柔らかい曲面を織りまぜた女性好みのデザインを採用し、クラス最長のホイールベースを誇った。キャビンは後席でも広い。フロンテと同じように回転ドライバーズシートやチルトステアリング、シートリフターなどを採用し、女性に優しいボンネットバンであることを強くアピールしている。CMのキャラクターに選ばれたのは小林麻美だ。エンジンは4サイクル3気筒のF5A型を搭載した。'85年6月にアルトは累計生産台数100万台の偉業を達成している。これを記念して8月に5ドアモデルを送り込んだ。2代目アルトはパーソナルユースに適した3ドアハッチバックに加え、使い勝手のいい5ドアモデルを投入し、ボンネットバンの流れを変えることに成功した。また、ターボ戦略で後れを取ったが、'86年7月にSOHCターボをパワーアップ、DOHC12バルブとする。これは軽自動車としては初めての試みだ。'87年2月にはクラス最強のDOHCターボエンジンを搭載した硬派のボンネットバン、アルト・ワークスを市場に放った。FFとフルタイム4WDで構成されるワークスは64PS/7.3kgmのハイパワーを誇り、エアロパーツやクラス初の145/65R13インチタイヤを標準装備している。初代アルト・ワークスは全日本ラリー選手権でも群を抜く速さと強さを見せつけた。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
Cタイプ - 543cc 3 4速MT フロア FF 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る