スズキ アルト

1988年1月~1994年1月

ワークスの投入によってベストセラーカーの座を不動のものとしたアルトは、1988年9月に2度目のモデルチェンジを断行する。開発コンセプトは「乗る人の個性を大切にしたザ・パーソナル・ミニ」だ。ホイールベースを延ばしたことにより、キャビンは上級スモールカー並みに広くなった。エクステリアは好評を博した2代目の流れを汲むデザインである。だが、丸みを帯びたフォルムとなり、ブリスターフェンダーを採用した。ワークスは明快な差別化が図られ、丸型の異形ヘッドライトを装備する。バンパーも専用デザインだ。アルトは3ドアと5ドアのハッチバックで構成され、スライドドアに回転ドライバーズシートを組み合わせたスライドスリムも誕生した。また、フロントにベンチシートを採用したレジーナSも登場する。エンジンはワークスが2機種、ファミリー系/パーソナル系が3機種だ。F5A型からF5B型へと進化したが、すべて3気筒である。トランスミッションは4速MT、5速MT、3速ATを揃えた。駆動方式は前輪駆動のFFが主役だが、ビスカスカップリングを用いたフルタイム4WDも選べる。消費税が導入された'89年4月に初めて乗用のセダンシリーズを設定。これを機にフロンテに代わってスズキのエースモデルにのし上がった。'90年春にはマイナーチェンジを実施する。規格改正に伴い、排気量を660ccに拡大した。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
3ドアPe - 547cc 3 4速MT フロア FF 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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