スズキ エスクード

1988年1月~1997年1月

現在、世界で確固たる地位を築いたセグメント“ライトSUV”のパイオニアとなった記念すべきモデル。1988年5月、同社のジムニー1300よりもさらに上級かつシティユーズをメインとする4WDモデルとして、まずはハードトップとコンバーティブルの2タイプでスタートした。スラントノーズやブリスターフェンダー、曲面ウィンドシールド、セミコンシールドワイパーなど、当時最新のデザイントレンドを盛り込んだスタイリッシュなボディに、新設計の1.6リットルSOHCエンジンを搭載、5速MTないしは3速ATの変速機と組み合わせた。パワーステアリングやパワーウィンドーなど、快適装備も充分に奢られていた。ジムニーにあったような商用モデルは開発当初から全く考慮されず、5ナンバーの乗用登録車のみのラインナップとされた。エスクードは日本国内でも好評を得たが、北米やヨーロッパ市場ではそれぞれ“サイドキック”、“ヴィターラ”のネーミングで大ヒットを獲得し、トヨタRAV4、ホンダCR-V、ランドローバー・フリーランダーなどの“ライトSUV”クラスが成立するきっかけになったといわれる。1990年9月には5ドアワゴンの“エスクード・ノマド”が追加されたほか、1995年2月からは2000ccのV型6気筒24バルブ、同じく2000ccのディーゼルターボからなる2種の上級エンジンも搭載されるようになった。1997年11月、再び単に“エスクード”と名乗る2世代目に進んだ。写真は1989年の特別限定車Gリミテッド。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
ハードトップ - 1590cc 3 5速MT フロア パートタイム4WD 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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