スズキ ジムニー

1981年1月~1998年1月

軽自動車という制約の中で本格クロスカントリー4×4を実現した貴重な存在が、1970年誕生のジムニー。これはその2世代目で、1981年5月に初のフルモデルチェンジを受け発売されたモデル。角張ったボディデザインへ近代化され、実用一点張りだったものからRVの要素を高めたものへと生まれ変わった結果、市場を広げ、大幅な販売増を記録した。初代から一貫して幌タイプとバンの商用車仕様を通してきたジムニーだが、この世代の後期、1995年11月のマイナーチェンジの際に、軽としては初の乗用車仕様(ハードトップとパノラミックルーフ)が生まれた。北米市場復活でサムライの名を用いたのは1985年から。エンジンは先代から改良を加えた水冷3気筒2サイクル550cc・LJ50型28psにはじまり、1986年1月には550ccEPIターボ(F5A型4サイクル3気筒)を加え、1990年3月は軽自動車の規格変更に合わせて660ccターボ(F6A型)に置き換えられ、さらに1995年11月からは上位グレードにDOHC新K6A型ターボ64psを採用。駆動方式は高低2段切換式トランスファーを介したパートタイム4WD方式と変わらず。ただし、1997年5月からは走行中でも2WD/4WD切換可能なドライブアクション4×4へと進化。トランスミッションは4速マニュアルのみから3速オートマチックを追加(1992年夏)、やがてマニュアルは5速となった。2世代目のボディは幌タイプとバンと変わらないものの、幌にはキャンバスドア/ハーフメタルドア/フルメタルドアと揃え、バリエーションを増やした。もちろん、頑丈なはしご型フレームを用いた構造となる。足回りは前後とも半楕円リーフのリジッドに16インチタイヤを通してきたが、1995年、前後ともリジッドアクスルのままだがスプリングをコイルに改め、乗り心地を改善。この世代の途中にはジムニー1000(1982年)および1300/シエラ~ワイド(1984/1993/1998年)も生まれ、1998年10月、軽ジムニーは3世代目に生まれ変わる。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
ハードトップXC - 658cc 3 5速MT フロア パートタイム4WD 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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