トヨタ カムリ

1982年1月~1986年1月

カリーナをベースに生まれたセリカ・カムリは、1982年3月にカムリのネーミングを冠したまったく新しいファミリーカーに生まれ変わる。カムリはトヨタの最上級FFセダンとして開発された。トヨタとしては初めての横置きエンジンの前輪駆動車で、6ライトウィンドーのエレガントな4ドアボディも話題となっている。ミドルクラスだが、2600mmのロングホイールベースを採用し、アッパーミドルサルーンを凌ぐ広いキャビンスペースを生み出した。デジタルメーターも注目の装備のひとつだ。デビュー当初は1.8リットルの4気筒キャブレター装着車だけの設定で、トランスミッションも5速MTだけに限定されている。だが、夏にOD付き4速AT車を加え、その直後に電子制御燃料噴射装置のEFIを装着した2リットルモデルも登場した。1.8リットルの1S型をベースに開発された2リットルの2S-ELU型4気筒SOHCエンジンはグロス120PS/17.6kgmの実力だ。ミッションは電子制御4速ATのECT-Sを組み合わせている。'84年6月にはマイナーチェンジを行ない、このときにスポーツツインカムの3S-GELU型エンジンを搭載した。3S-GELU型は日本初のFF用ツインカムだ。160PS/19.0kgmの高性能を誇り、ミッションは5速MTと電子制御4速ATのECT-Sを用意している。また、1.8リットルエンジンはキャブレターに代えてシングルポイントインジェクションを採用した。これらのほか、'83年8月に1C-TL型と名付けられた1.8リットルのディーゼルターボも戦列に加わっている。このエンジンは'85年夏に排気量を2リットルに拡大する。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
4ドアセダン2000ZX - 1968cc 4 5速MT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

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保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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