初代モデルから「足のいいヤツ」をキャッチフレーズにしてきたパーソナル感覚のスポーティーセダンがカリーナだ。コロナより若さを打ち出し、ボディバリエーションも若者を意識したものとなっている。排ガス規制が落ち着きを見せ、再び自動車界が盛り上がってきた1981年9月、カリーナは満を持してモデルチェンジを断行した。4ドアセダンを筆頭に、大きなハッチゲートを備えた3ドアのクーペ、そしてステーションワゴンのサーフを設定している。エンジンは5機種が用意された。1.5、1.6、1.8、2リットルとあり、1.6と2はDOHC、1.8はキャブと電子制御燃料噴射装置のEFIの二本立てだった。サスペンションはフロントがストラット、リアはEFI装着車がセミトレーリングアームの独立懸架、キャブ仕様は5リンクのリジッドアクスルだ。'82年秋には“レーザー3Tツインカムターボ”のニックネームを与えられた1.8リットルの4気筒DOHCターボをクーペとセダンに加えた。日本初のDOHCターボとなった3T-GTEU型は内製ターボをドッキングしてクラス最強の160PS/21.0kgmを絞り出す。カリーナは世代交代を積極的に推し進め、1600GTとGT-Rは設計の古い2T-GEU型に代えて新世代の4A-GEU型DOHC416ルブを搭載した。84年5月にはFFシリーズが登場する。これを機にFRのカリーナはマイナーチェンジを実施した。
全文を表示する
閉じる
グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セダン1800SG | - | 1832cc | 4 | 5速MT フロア | FR | 5 | - | - |
クーペ2000GT | - | 1968cc | 3 | 5速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。