トヨタ セリカ

1978年1月~1981年1月

国産スペシャルティーカーの市場を開拓したセリカの第2世代は、6年8カ月ぶりの1977年8月に登場。初代よりひと回り大きく、ふくよかになった2ドアノッチバックのクーペおよび3ドアハッチバックのリフトバックと、2種のボディバリエーションを継続。やはりカリーナとプラットフォームを共用するが、機構面では初代を踏襲した。折からの排出ガス規制に対しては、1600/新1800/2000ccとあるうちOHV・1600が53年規制、その他は51年規制に適合していた。その2カ月後には1800が53年規制をクリア。1978年3月のサンルーフ新設、同4月のセリカXX誕生、および1600GT系の53年クリアを経て、同9月には2000の53年適合化を含むマイナーチェンジを実施し車種編成も変更。そして1978年11月に新設されたのが1600GTラリー。ひと足先にGTVからGTラリーへと方向を改めていた2000に準じるが、GTと比べればOKモニター、リモコンミラー、リアワイパーといった装備品を省き、価格を引き下げたもの。1979年8月、マイナーチェンジで全車がXXと同じ角形ヘッドライト化して精悍さを増し、テールランプを大型化するなどした。ここに取り上げた1600GTラリーは、ここからの後期型である。搭載エンジンは、モータースポーツの世界で満足すべき成果を上げてきた4気筒ツインカム2T-G系の、EFI化し排出ガス対策を済ませた2T-GEU型1588cc・115psだった。このあとセリカ系は、1980年8月にリフトバックGTとXXに4輪独立懸架モデルを追加。1981年7月、一転して今度はシャープな3代目に生まれ変わった。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
クーペ1600GTラリー - 1588cc 2 5速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る