1100SLに始まりクーペ、1400SR/SL、同ツインキャブ型と徐々にスポーティー路線を拡張してきたカローラ・シリーズに、その頂点というべきレビン1600が登場したのは、1972年3月だった。もちろん、兄弟車たるスプリンター・トレノ1600も同時にデビュー。レビン/トレノは、ほぼ1年前に出ていたクーペSRをベースにしており、セリカ/カリーナのGTに搭載の2T-G型4気筒DOHC・1600ccエンジンを移植、駆動系や足回りなどを強化したホットモデルだった。当時はまだ公表されていたカタログ上の最高速度は190km/h、0-400m加速は16.3秒を誇る。ボディ外観上は、超扁平高速ラジアルタイヤに合わせて装着したオーバーフェンダーが最も目立ち、憧れの的となった。砲弾型フェンダーミラーも標準装備。室内も同様に雰囲気充分。ツインチョーク型ソレックスキャブレターを2連装したツインカム1600エンジンには、115psのハイオクタン仕様2T-G型と、110psに下げたレギュラーガス仕様の2T-GR型と2種がある。バリエーションにはこのほか、装備品を簡素にしたレビン・スペシャルも用意された。1972年8月の一部変更、1973年4月の廉価版レビンJ(OHV搭載)追加のあと、1974年4月には次世代のレビンと交替。ただし、初代のスパルタンさは薄れていた。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レビン1600 | - | 1588cc | 2 | 5速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。