64年に登場した3代目RT40系によって宿敵ブルーバードとの“BC戦争”に勝利を収め、国産初のミリオンセラーに輝くなど、60年代におけるトヨタ躍進の原動力となったコロナは、70年2月、約5年半ぶりにフルモデルチェンジされた。ひとまわり大きく、モダーンになったボディは4ドアセダンのみで、機構的には先代を踏襲したコンベンショナルなものである。パワーユニットは従来からの直4OHV1500cc(2R)に加え、先代RT40系の時代も一時期“ゴールデン・シリーズ”として搭載されていたSOHC1600cc(7R)および同ツインキャブ(7R-B)が復活。ギアボックスは3速MT、4速MT、2速AT、3速ATの他に、新たにEAT(電子制御3速AT)がラインナップされた。デビューから半年遅れの70年8月には2ドアハードトップを追加。エンジンは1500と、1600を拡大した1700が搭載された。70年9月にはセダン1600も1700に換装されたが、71年2月には1500に代わるかたちで1600が復活(ただし従来の1500を拡大したOHV)。次いで3月にはハードトップに1900が追加され、8月にはマイナーチェンジを受ける。翌72年8月には再度フェイスリフトされるとともにハードトップ1900は2000にグレードアップ、EFIを装着した2000SL・EFIや2000SRも登場した。この4代目のモデルサイクルは短く、登場から3年半後の73年8月には5代目にフルモデルチェンジされる。
全文を表示する
閉じる
グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(名称なし) | - | 1591cc | 4 | 3速MT コラム | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。