トヨタ コロナ・マークII

1968年1月~1971年1月

1.5リッターのコロナではもの足りないが2リッターのクラウンでは大きすぎるという層を狙ったトヨタ初のアッパーミドルモデルで、68年9月にコロナの派生車種としてデビューした。アローラインと呼ばれたRT40系コロナのスタイリングイメージを意識的に残しつつ、ひと回り大きくなったボディは4ドアセダン、2ドアハードトップ、5ドアワゴンの3種。スタイリング同様、内容的にもRT40系の拡大進化版できわめてコンベンショナルだが、既成車種にはないパーソナルな雰囲気と、トヨタらしい充実した装備で発売と同時に人気車種となった。パワーユニットはマークII登場とともに消滅したコロナ“ゴールデン・シリーズ”に使われていた直4SOHC1600とそれを拡大した1900で、どちらもシングルキャブとツインキャブの2種のチューンが用意され、3速MT/4速MT/2速AT/3速ATという4種のトランスミッション、そして前述した3種のボディとの組み合わせで、計48車種ものワイドセレクションを当初から用意していた。69年10月にはDOHC1900ccエンジンと5速MTを装備した高性能版のハードトップGSSを追加、70年2月には弟分のコロナがモデルチェンジして1600を復活させたのを受けて、それまでの1600を1700に増強、フェイスリフトも施された。71年2月には再びフェイスリフトを受け、3分割されたフロントグリルは“イーグルマスク”と呼ばれた。翌72年1月にはフルモデルチェンジして2代目となる。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1858cc 4 3速MT コラム FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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