トヨタ MR2

1984年6月~1989年10月

トヨタは1983年秋に開催された第25回東京モーターショーに、コンパクトサイズのミドシップスポーツカーを参考出品した。このショーカーは'84年6月にトヨタMR2の名を冠して市場に投入されている。MR2のネーミングは、ミドシップ・ランナバウト2シーターの頭文字を取って命名されたものだ。日本初のミドシップカーは走りの楽しさにこだわる若者をターゲットに開発された。ウェッジシェイプボディにコンパクトなキャビンを被せたMR2は、低く構えたノーズ先端にリトラクタブル式ヘッドライトを配している。コクピットスタイルのインテリアもスポーツムード満点だ。低いダッシュボードに四角いメーターバイザーを組み合わせ、その両側にスイング状のスイッチを配した。ドライバーズシートの背後にはカローラから譲り受けた1.5リットルの3A-LU型4気筒SOHCと1.6リットルの4A-GELU型DOHC16バルブを搭載する。レビン/トレノと同じ1.6リットルの4A-GELU型DOHCはグロス130PS/15.2kgmの実力だ。ミッションは5速MTと電子制御4速AT(1.5リットルモデルは2ウェイ4速AT)が用意された。最初はムーンルーフだったが、これに代えて爽快なTバールーフも登場する。'86年夏にマイナーチェンジを行ない、4A-GELU型DOHCにルーツ式スーパーチャージャーを装着した高性能モデルを追加した。過給機のアシストによって動力性能はネット145PS/19.0kgmに跳ね上がる。'87年夏には4A-GELU型エンジンの改良を行なった。写真はGリミテッド・スーパーチャージャー。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
1600G - 1587cc 2 5速MT フロア MR 2 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る