トヨタ パブリカ・スターレット

1973年1月~1978年1月

73年4月、パブリカ・シリーズの上級版として誕生した、ミニ・セリカ的な性格を持つ若年層向けのパーソナルクーペ。デザイン初期段階においてジウジアーロが関与したといわれるクリーンなスタイリングのボディは、パブリカよりひとまわり大きく、1000(2K)/1200(3K)/1200ツインキャブ(3K-B/3K-BR)というエンジン、4速MT/5速MT/2速ATのトランスミッションなど、主要なメカニカルコンポーネンツはパブリカおよびカローラからの流用である。発売当初は内外装やエンジン、ミッションの仕様を一定の範囲内で好みに応じて組みあわせられる“フリーチョイス・システム”が導入されていたが、これも初代セリカのフルチョイス・システムを簡略化したものといえる。73年10月には4ドアセダンを追加、実質的にパブリカに代わってトヨタ・ヒエラルキーの底辺を支える車種となり、やがてカローラに対するスプリンターのようにパブリカの名が取れてスターレットとして独立したシリーズとなった。76年2月にはフェリスリフトを受けるとともにエンジンが51年規制をクリアした3K-Uのみとなり、また車種整理も行なわれフリーチョイス・システムも消滅した。77年1月に2度目そして最後のフェイスリフトを受け、翌78年2月にはハッチバックの2代目、大衆車としてのKP61系にバトンタッチする。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1166cc 4 5速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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