国産スポーティーワゴンのはしりのひとつ、スプリンター/カローラ・リフトバック(LB)は、3世代目途中の1976年1月に誕生した。2ドアクーペ系のルーフを後方まで平らに延ばして大きなテールゲートを設けたことで、人とさまざまなものを積み込むことが可能な多用途性を発揮、これからの時代の新しいレジャーカーに最適と歓迎された。リアシートのバックレストは分割可倒式(下位グレードは一体)だから、いくつかのシートアレンジとラゲッジスペース拡大ができた。機構面は既存のスプリンター/カローラ系に準じた。デビュー当初は、TTC-L希薄燃焼方式により51年排ガス規制に適合した4気筒OHVの12T型1588cc・85psエンジンのみだったが、順番に進む排ガス規制対策に合わせて翌月に3K-U型1166cc・64psを加え、5月には2T-U型1588cc・90psを、1977年1月のスプリンター・ハードトップが新設されたマイナーチェンジ時にはT-U型1407cc・82spと、2T-GEU型ツインカム1588cc・110ps搭載のLB・GTを追加。この時フロントグリルやテールランプのデザインが変わった。1977年9月、53年規制適合化を機に1200は1300へサイズ拡大。1978年4月、大型バンパー採用をはじめとする内外装のマイナーチェンジを実施し、LBはリアシートを改善。1979年3月、初代のリフトバックは3年余で終わり、次世代に生まれ変わった。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リフトバック1600GS | - | 1588cc | 3 | 4速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。