トヨタ スターレット

1984年1月~1989年1月

トヨタのなかでボトムに位置するスターレットは、ヤングカップルや女性ユーザーをターゲットにしたスモール2ボックスである。後輪駆動のFR方式を採るKP61型は、機動性の高さが受け、安定した人気を保っていた。だが、基本設計の古さが目立ってきたため1984年10月にモデルチェンジを実施する。6年8カ月振りに生まれ変わったスターレットは、ボディからメカニズムまで新しくなっている。オーバルフラッシュフォルムと名付けられた個性の強いデザインを採用し、ボディタイプは3ドアと5ドアのハッチバックが用意された。ボディサイズは小さくなっているが、FF方式の採用により、キャビンは今まで以上に広い。エンジンは新開発の2E型4気筒SOHC12バルブだ。FF用に設計された1.3リットルの2E型4気筒はSiリミテッド、Si、Riに電子制御燃料噴射装置のEFIを装着した。これ以外はキャブ仕様で、可変ベンチュリーV型キャブと希薄燃焼の低燃費仕様がある。サスペンションはフロントがストラット、リアはトレーリングアームの半独立式ツイストビームだ。人々から「かッとび」のニックネームで愛されたEP71型スターレットは86年1月にインタークーラー付きターボで武装したGPターボを加えた。過給圧を2段階に変えられる2モードターボを採用し、ローモードでネット91PS/13.4kgm、標準モードでは105PS/15.2kgmを発生した。12月にマイナーチェンジを行ない、1.5リットルのディーゼルを追加する。ターボSは電子制御サスペンションTEMSも選べるようになった。87年12月にターボをパワーアップし、88年4月には電動キャンバストップも登場する。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
3ドアSiリミテッド - 1295cc 3 5速MT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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