イギリスフォード アングリア

1959年1月~1967年1月

創業以来、極めて保守的な車造りを旨としてきたイギリス・フォードだが、'59年9月にデビューしたニュー・アングリアには突如として斬新なスタイリングが与えられた。迫力あるフロントマスク、クリフカットのルーフラインなど、当時のデザインリーダーだったアメリカ車的なディテールが全長3.9mの小さなボディに盛り込まれたのだ。サスペンションは、戦後世代のイギリス・フォードではモノコックのボディ同様に恒例となったマクファーソンストラット/半楕円リーフの組み合わせである。エンジンはこのアングリアからスタートした105E系の端緒、超オーバースクエアの4気筒3ベアリングOHVで997ccから39.5PSを発生した。'62年10月にはその直前にデビューしたコンサル・コーティナ用1196ccを搭載した上級・高性能版、アングリア・スーパーもデビューする。'67年12月、翌年早々にデビューするエスコートに跡目を譲って生産中止となるまでの8年間に1,288,956台が造られ、イギリス・フォード内ではコーティナに次ぐ量販車種となった。また、アングリア105Eは英国を始めとするヨーロッパのツーリングカーレースの小排気量クラスでも、ミニ・クーパーやヒルマン・インプなどの強力なライバルに伍して大活躍を果たした。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 997cc 2 4速MT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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