75年のエスコート、76年のタウヌスに続き77年8月、フォードのトップレンジであるグラナダが英独同時に2代目に生まれ変わった。先代とまったく同じ2769mmのホイールベースから明らかなように、フロアパンは旧型のものをそのまま用いて主にアウターパネルを改めたものだが、直線的でクリーンなラインによって現代風に生まれ変わったもの。ボディは4ドアサルーンとエステートと呼ばれる5ドアワゴンの2種で、2ドアクーペは廃止された。メカニカルコンポーネンツも先代から踏襲したものだが、エンジンラインナップはドイツ・フォードと共通になった。ベーシックユニットは従来どおり直4SOHC1993cc・99PSだが、V6は2.6/3.0が消えてV6OHV2284cc・108PS、V6OHV2792cc・1135PS/160PS(Kジェトロニック)となり、さらにプジョー製のディーゼル(直4OHV2112cc・63PS)が加わった。サスペンションも先代と同じフロントがダブルウィッシュボーン/コイル、リアがセミトレーリングアーム/コイルによる全輪独立懸架である。ブレーキはサーボ付きディスク/ドラム、2.8リッターのみはベンチレーテッドディスクが奢られた。グレードは各ボディにベーシック(グラナダ)/L/GLがあり、4ドアセダンのみには最高級仕様のギアが設定される。また固めた足回りと専用アルミホイール/195/65HR14タイヤを履く“Sパック”も用意されていた。79年と81年にフェイスリフトを受けた後、85年に第3世代にモデルチェンジした。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(名称なし) | - | 2792cc | 4 | 4速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。