ボクスホール ビバ

1970年1月~1979年1月

75年にシェベットが登場するまでGM・UKたるボクスホールの下限を受け持っていた大衆車。63年に同じGM傘下のオペル・カデットを英国流にアレンジしたモデルとして誕生、70年秋に2度目のフルモデルチェンジを受けて3代目となっていた。2/4ドアの5座サルーンまたは3ドアエステートというボディに包まれたメカニズムはきわめてコンベンショナルで、サスペンションは前がダブルウィッシュボーン/コイルの独立、後ろは4リンク/コイルのリジッドであった。当初のラインナップはスタンダード、デラックス、SLの3種で、パワーユニットは標準が直4OHV1159cc・60PS、高性能版のSLでは73PSにまでチューンを高めていた。71年秋には標準エンジンが1256cc・58.5PSに拡大され、ビクターと共通の直4SOHC1759cc・77PSがスタンダード以外にオプション設定された。さらに72年秋にはVX4/90と同じ直4SOHC2279cc・124PSを積んだ2300も追加されたが、翌73年秋には2300はマグナムとして独立した。75年春には2ドアサルーンにレザートップなどを備えたSモデルが加わるが、翌76年には廃止されて再びベーシック/L/SLの3種となった。77年にはバリエーションがE/L/GLSと変更され、1800シリーズにはGMストラスブール製の3速ATがオプション設定された。初代、2代目ビバは保守的な層に支持されて成功を収めたが、3代目は幾多のライバルに囲まれてパッとせず、それでもモデルチェンジされないまま造り続けられたが、79年11月、アストラに後を譲って姿を消した。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1256cc 2 4速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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