ライバルであるヨーロッパ・フォードに遅ればせながらも、GMも傘下のオペル/ボクスホールの一元化政策を強め、その結果78年10月には第3弾としてオペル・レコルトの英国版たるカールトンを誕生させた。カールトンという車名は1920年代に使われた名前を復活させたものだが、中身は77年9月にモデルチェンジしていたオペル・レコルトのフロントマスクを、ボクスホール流の“ドルーブ・ノーズ”に付け替えたものにすぎない。この結果、マグナムやVXシリーズが78年限りで姿を消した。ボディは4ドアセダンと5ドアエステートの2種で、パワーユニットは直4SOHC1979cc・100PSのみに限定されていた。サスペンションはレコルトと同じで、前がマクファーソンストラット/コイルの独立、後ろパナールロッド付き4リンク/コイルのリジッドである。80年にはオプションでパワーステアリングが設定され、また直6SOHC2490cc・115PSを搭載したレコルトの上級モデル、コモドーレの英国版としてバイスロイが加わったが、それはオペル製であった。その後83年には1.8リッターユニットと2.3リッター・ディーゼルユニットを加え、85年には2.2リッターユニットも追加された。なお、ボクスホールのオリジナルとして唯一残っていたビバが79年に消滅したことによって、オペル/ボクスホールの一元化計画は完成をみた。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(名称なし) | - | 1979cc | 4 | 4速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
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2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
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