ボクスホール カールトン

1978年1月~1986年1月

ライバルであるヨーロッパ・フォードに遅ればせながらも、GMも傘下のオペル/ボクスホールの一元化政策を強め、その結果78年10月には第3弾としてオペル・レコルトの英国版たるカールトンを誕生させた。カールトンという車名は1920年代に使われた名前を復活させたものだが、中身は77年9月にモデルチェンジしていたオペル・レコルトのフロントマスクを、ボクスホール流の“ドルーブ・ノーズ”に付け替えたものにすぎない。この結果、マグナムやVXシリーズが78年限りで姿を消した。ボディは4ドアセダンと5ドアエステートの2種で、パワーユニットは直4SOHC1979cc・100PSのみに限定されていた。サスペンションはレコルトと同じで、前がマクファーソンストラット/コイルの独立、後ろパナールロッド付き4リンク/コイルのリジッドである。80年にはオプションでパワーステアリングが設定され、また直6SOHC2490cc・115PSを搭載したレコルトの上級モデル、コモドーレの英国版としてバイスロイが加わったが、それはオペル製であった。その後83年には1.8リッターユニットと2.3リッター・ディーゼルユニットを加え、85年には2.2リッターユニットも追加された。なお、ボクスホールのオリジナルとして唯一残っていたビバが79年に消滅したことによって、オペル/ボクスホールの一元化計画は完成をみた。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1979cc 4 4速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

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