ボルボ 264

1974年1月~1982年1月

1972年に発表された安全実験車両、VESCのコンセプトを生産車に具現化させたモデル。1974年に発表、発売された。4気筒を搭載するものが240シリーズ、P.R.V.(プジョー、ルノー、ボルボ3社による共同開発)のV型6気筒を搭載するものが260というシリーズ構成だった。当初は、4気筒では最もベーシックな2リッターの242、2.2リッターの244、ボルボお得意のエステート(ワゴン)が245、同様に6気筒はセダンが264、エステートが265となっていた。240系は1978年まで丸型2灯だったものが角型に変わるなどの小変更を受け、エンジンも絶えず改良されるなどしながら、大きなマイナーチェンジをせずに19年にも及ぶ長いモデルライフを送る。この間、'81年にはボルボ初のターボモデル、244ターボが登場するなどバリエーションを増やすが、中でもターボは出色でレース、特にETC(ヨーロピアン・ツーリングカー・チャンピオンシップ)で大活躍し、1985年、86年と2年連続チャンピオンに輝いた。そのボクシーな姿から“フライング・ブリック”(空飛ぶ煉瓦)と呼ばれてボルボの耐久性とスポーツ性を大いにアピールすることとなる。1982年に760シリーズがデビューすると、260シリーズは'85年にフェードアウト、すべて名称が240となる。この世代のエステートが、'50年代のPV544のシャシーに架装された“デュエット”に始まり、アマゾンのP220コンビ、1800ES、145と連綿と続く“エステートのボルボ”を決定的としたモデル。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 2664cc 4 4速MT FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

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