厳冬期に氷結する、神秘的な払沢の滝へドライブ　東京都檜原村

2016.12.16 09:30

中央自動車道八王子ICから東京都檜原村の「払沢（ほっさわ）の滝」駐車場まで車で約50分。駐車場から15分ほど歩けば「払沢の滝」に到着。厳冬期には滝水が氷結することで知られ、東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれているという名瀑だ。氷結は毎年1月下旬から2月上旬にかけて、寒い日が続く時期に見られるという。
同じく東京都で唯一の「日本秘湯を守る会」会員宿が「蛇（じゃ）の湯温泉たから荘」。渓流に面したかやぶき屋根の一軒宿だが、日帰り入浴も可能。
「檜原都民の森」は、たから荘から車で約5分。森林セラピーロードをはじめとする散策コースや森に関する展示施設等を備え、レストラン「とちの実」では村特産のマイタケやジャガイモを使った料理を楽しめる。

落差60mの払沢の滝は4段からなり、ほぼ全容が見られる最下段の滝は落差23.3m。

南秋川の山奥、檜原村の数馬にある「蛇の湯温泉　たから荘」。ひなびた風情が秘湯にふさわしい。

山奥の一軒宿で、南秋川の渓流のせせらぎを耳にしながら湯あみを楽しんで。

「檜原都民の森」内にある、空に近いレストラン「とちの実」。窓の外には深い緑が広がる。

村特産の舞茸を使った「舞茸天丼」は人気メニューのひとつ。

檜原村の季節の食材を盛り込んだ「おいねめし」。写真は春の料理の一例。

払沢の滝
「日本の滝百選」のひとつであり、檜原村の代表的な観光スポットのひとつとして年間を通じ多くの人が訪れる。落差は約60m。
住所：檜原村5545-2および檜原村5545-3
駐車場：あり（無料）
URL：http://hinohara-kankou.jp/miru-hotsawa.html

蛇の湯温泉たから荘
その昔、傷ついた大蛇がこの温泉で傷を治したという言い伝えが残り、「武蔵野風土記」にも記されている歴史ある温泉。茅葺き屋根の形状のひとつ、かぶと造りの屋根が印象的な外観。
住所：檜原村数馬2465 TEL：042-598-6001
日帰り入浴：10:00～18:00
料金：大人1,000円、子ども（小学生）700円、幼児（3歳以上）500円、2歳以下無料
駐車場：あり（無料、10台）
URL：http://janoyu-takarasou.o.oo7.jp/

とちの実
標高1,043mにある「檜原都民の森」内のレストラン。深い森に囲まれ、標高の高い山中に位置する「空に近いレストラン」。檜原村の四季の食材で作る「おいねめし」は予約制。
住所：檜原村7146（管理事務所） TEL：042-598-8355
営業時間：3月16日～7月20日10:00～16:30、7月21日～ 8月31日10:00～17:30、9月1日～11月15日10:00～16:30、11月16日～ 3月15日10:00～16:00
定休日：月曜（月曜が祝日の場合は翌日）
URL：http://tochinomi.net/