片岡龍也 ドライバーズコラム 第12回 初音ミクGTプロジェクトファン感謝祭
こんにちは!片岡龍也です。もうすっかり花粉症のシーズンになってきましたね。皆さんは、花粉大丈夫ですか?サーキットのある場所には、杉の木があるのでこの時期は苦しいです(笑)。
さて、今回は先日筑波サーキットで行われた「初音ミクGTプロジェクトファン感謝祭」の模様をお伝えしたいと思います。
チームのイベントでは考えられない規模!
初音ミクGTプロジェクトは、2008年からスタートし今年で9年目のシーズンを迎えます。今回のイベントでは、歴代のマシンやドライバーに加えて、FIA F4、86レース車両なども加わり、まさにミク一色に染まる大規模なイベント。
こんなにマシンを並べられるチームは、なかなか存在しないと思います。写真の中では唯一、808号車(初代)だけが動きませんが、それ以外のマシンは動きます!実際にこの日のイベントでも各車大活躍でした!コンテンツも盛りだくさんで、一日中走っていました! では、紹介していきましょう。
レースさながらの同乗走行
過去にもイベントでGTカーに助手席を取り付けて走ったことはありますが今回の同乗走行は一味違います。まずは僕か谷口さんのドライブでスタートし3周目にピットインします。そこからタイヤ交換とドライバーチェンジを行い3周走ります。助手席で間近にピットワークを体験できる同乗走行は過去になかったと思います!この貴重な経験をされた方たちは皆さん素晴らしい表情をされていました。
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- 同乗走行をレポートする竹沢マネ
レースシミュレーション以外にも、通常の同乗走行が行われ、GTカー、86、レクサスCCSRなどの車両を使用し、片山右京監督、小林可夢偉選手も加わり盛り上がりました!
同乗走行などのイベントの合間で、今シーズンのレースで使用するAMG GTのシェイクダウンも谷口選手のドライブで行われました。いったいどんなパフォーマンスをするのか関係者もファンも見守る中で徐々にペースを上げていきます。
まだまだ本気ではありませんが、新車のオーラが出ています。
イベントを締めくくるレース
イベント最後には、異種混合レース?なのか分かりませんが、神戸トヨペット初音ミクカラーのTOYOTA86に片山右京さん、FIA F4に河野駿佑選手、2011年チャンピオン号に谷口さん、2014年チャンピオン号に僕が乗って4台でレース。
一番の見どころは、通常では考えられない2011と2014カラーのBMW Z42台が並んで走る姿だと思います。自分で運転していても、同じようなマシンが横にいるのは不思議な気分でした。
一日を通して、全く飽きることの無いコンテンツ盛りだくさんのイベントでした。沢山の初音ミクファンも現場に駆けつけてくれたことで、更に盛り上がることが出来ました。ファンと共に走るチームならではの雰囲気だったと思います。最後の集合写真の後には花道みたいなものも出来て、退場するとこまで盛り上がり続けましたね。
本当に、参加している全ての人が楽しめるイベントだったと思います。可能なら毎年やれたら良いなと思いますが、この規模のイベントを開催するのは大変だったと思います。でもやっぱり、来年もやりたいな!
[ガズー編集部]
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