クルマに乗って働く素敵女子 教習所インストラクター編

いまクルマに乗っている多くの人は、免許取得のために自動車教習所に通いましたよね? ハンドルを初めて握るときはちょっぴり不安…。そんな不安をサポートしてくれるのが、教習所のインストラクターさんです。今回はインストラクターとして働く小林静香さんにインタビューしました!

名前&プロフィール
小林静香(こばやししずか)
中部日本自動車学校のインストラクター。自身も同校の卒業生であり、大学1年で普通自動車免許を取得。平成24年4月に入社し、研修を受けた後、同年8月から指導にあたっている。普通二輪免許も持ち、通勤はバイク。

お仕事インタビュー

教習車はトヨタのコンフォート。路上教習や高速教習に出かける前には必ずクルマの点検を!
お客様をよくみて、苦手なポイントを見極めてアドバイスする。
つまずきやすい縦列駐車やS字カーブ。わかりやすくクルマから降りて説明することも多いそう。
将来は、大型二輪免許を取って先輩のようにバイクのインストラクターもできるようになるのが夢。
高速教習やペーパードライバー講習用の車種としてプリウスもある。

インストラクターになったきっかけは?

就職活動中、人と接する仕事をしたいと思っていたんです。就活サイトで目に留まったのが、この学校。実は私もこの自動車教習所で免許を取ったんですよ!当時担当してくれたインストラクターの教え方がとても上手だったことを思い出し、私もここで働いてみたいなと思いました。

 

―最初に運転の訓練などは受けるのですか?

入社前に月に2回、内定者研修があります。私、その頃はペーパードライバーだったんですよ(笑)。マニュアルなんて全然自信ない!という状態からのスタートでした。入社してからは、学科や関係法令、運転、それから教習技法についての訓練をみっちり3ヶ月間受け、インストラクターとしてデビューできたのは入社して4ヶ月目からでした。

 

―運転の指導をしていて難しいなと思うことはありますか?

同じ課題でもお客様によってつまずくポイントが違うのですが、その点に気付いてあげられない時ですね…。ハンドル操作が苦手とか、目視の方向が間違っているとか…。次の教習を担当したインストラクターに相談して、そのお客様の苦手なポイントを理解するようにしています。私も教習所に通っていた時に、インストラクターのアドバイスひとつで、できなかったことができるようになったので、私もそんな風に教えてあげられたらいいなって思います。

 

―生徒とはよく話しますか?

そうですね。大学生が多く、年がわりと近いので指導中以外も話しかけてくれることが多いです。お客様が教習所って楽しいと感じられるよう、親しみを持ってもらえるインストラクターでありたいです。

 

―この仕事のやりがいは?

やっぱり、何回か担当したお客様が、試験に受かって免許を取れたときはうれしいですね!それからアンケートなどで、私の指導がよかったとか、中部自動車学校のインストラクターになりたい、といったことを書いてもらえた時は本当にうれしいです!

 

―今後の目標はありますか?

これからも、お客様に教習を通して様々な経験をしてもらい、交通ルールを守ることの大切さを伝えていきたいです。それから、学科やバイクのインストラクターもできるようになりたい!今後はそれに向けて勉強をしていく予定です。

プライベートについてお聞きしました♪

毎日の通勤にも使う愛車のボルティと一緒に。

―プライベートでは運転しますか?

仕事を離れると、クルマの運転はあまりしないんです(笑)。でも普通二輪免許をもっているので、通勤はバイク。スズキのボルティに乗っています。いつか大型二輪免許も取りたいな。

 

―ドライブの魅力はどんなところですか?

クルマじゃないと行けないようなところもあるし、行動範囲が広がるところですね。それにクルマの中ってプライベートな空間になるので、友だちと出かけるのも盛り上がりやすいのかなと思います。

[ガズー編集部]